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〜〜今月のレシピだより〜〜

これまでご紹介してまいりました、「今月のレシピだより」です。
ぜひ、ご家庭で一品、箱根・知客茶家の息吹をお試しくださいませ。


「宇治滝川豆腐」
@豆腐は簀巻きに包み、斜めにして水を切る。
A細かい目の裏ごし器で豆腐を裏漉しする。
B寒天は予め水で戻しておく。
C寒天を細かく千切り、20
cc位の水に入れ火にかけ、10ccまで煮詰め、塩、煮きりみりん※1少々で味をつける。
D2ccの水にゼライス
※2と抹茶を入れ、混ぜる。
EDにCの寒天を熱々のまま注ぎ、混ぜながら溶かす。
FEのあら熱を取り、Aに注ぎ混ぜ合わせる。
GFを流し缶に入れ、冷蔵庫にて冷やす。
H豆腐のかけ汁を用意。しょうゆに煮きりみりんを加える。
I冷やしたGを適当に切り、ところてん突きで突いて器に盛りましょう。左右から両手でちょっと押すと、川のせせらぎのようになり、涼しさを誘います。

☆薬味に青紫蘇、おろし生姜などを添えて、冷やしたタレをかけてお召し上がりください
材料
4人前
豆 腐 :250g
寒 天 :1/4本
ゼライス:5g
抹 茶 :茶杓1杯
塩・みりん:少々
〈薬味〉
 青紫蘇・生姜:適宜
         
宇治滝川豆腐



「魚の煮凍りと豆乳の冷やし鉢」
@一口大に切った金目は、予め熱湯をくぐらせておく。
A鍋に酒、味醂、醤油、スライスした生姜を入れ、煮切り、出し汁と砂糖(少々)を入れ、好みの味に整える。
B煮立てたAの煮汁の中に、@の金目を入れ、煮つけ、冷ます。
C金目と生姜を取り出した煮汁の中にゼラチンを振り入れ、温めながら溶かす。
D器(ガラスが良いでしょう)の6分目位までにCの煮汁を入れ、金目を適量入れて、冷蔵庫で冷やし、固めます。
E出来上がった煮凍りの上に、豆乳をスプーン等で受けながら、静かに注ぎ入れます。
F出来上がりに、わけぎを少々、上にのせて完成です。

☆召し上がる時は、豆乳と煮凍りを混ぜながらどうぞ。
☆煮凍りは、口に入れると溶けてしまう位の、トロトロが良いので、ゼラチンは加減しましょう。

判り辛い点がございましたら、メールにてご質問をお寄せ下さいませ。
材料 金目 
出し汁
醤油・味醂・酒・砂糖
ゼラチン
豆乳
生姜・わけぎ

魚の煮凍りと豆乳の冷やし鉢


「豆腐・鰻の印籠焼き」

@予め水切りした豆腐(1/2丁)を、油を薄くひいたフライパンにのせ、両面に焦げ目をつけた後、水平に包丁を入れる。
A直径2センチ位の棒を芯にして、@の豆腐の焦げ目を外側にして挟み、簾を巻きつけ30分程置き、豆腐の形を整える。
B鰻の蒲焼を中心にAの豆腐で挟み、ガーゼで包み込み、たこ糸で、ぐる巻きにして縛る。(豆腐の中に鰻を射込む形になる)
C煮汁※(Bが隠れる量)の中に入れ、弱火で約20分位煮込む。
D味がしみたら、たこ糸とガーゼを静かに外し(豆腐と鰻が接がれないように)3センチ位の輪切りにして、切り口を見せるように器に盛る。
E醤油と味醂を同割りにした調味料を出し汁で延ばし火に掛け、有馬山椒を少々入れた後、片栗粉でとろみをつける。
FDの鰻と豆腐の上にEのタレをかける。


材料 木綿豆腐:1/2丁
鰻の蒲焼(市販の物で可)
※煮汁:醤油、味醂、出し汁
有馬山椒(市販)・片栗粉
直径2センチ位の棒(巻いた状態の簾でも可)
豆腐を巻く為の簾・ガーゼ・たこ糸
      
豆腐・鰻の印籠焼き



「金目と豆腐の厚揚げ 湯葉あんかけ」

@木綿豆腐は、かるく重石を乗せ水切り後、裏漉しをする。
A金目は、まな板の上で、包丁でたたき、すり身状にする。
B@とAを擂り鉢に入れ、白味噌と山芋を隠し味として少々入れて、よく混ぜ合わせる。
CBを流し缶に入れて、30分ほど蒸す。
D蒸しあがった金目豆腐を、三日月型で抜き、片栗粉をまぶして、油で揚げる。
E醤油と味醂で味を整えた出し汁に、水溶き片栗粉を入れて、ひと煮立ちした後、細かく刻んだ生湯葉を入れて、あんかけを作ります。
FEのあんかけをDの上に掛けて、搾り生姜、ねぎを添えて出来上がりです。



判り辛い点がございましたら、メールにてご質問をお寄せ下さいませ。
材料 金目 
木綿豆腐(1/2丁)
山芋(擂り卸したもの)
生湯葉
出し汁
醤油・味醂・片栗粉
搾り生姜・ねぎ

金目と豆腐の厚揚げ 湯葉あんかけ



「南禅寺豆腐」

@豆腐は、軽く水切りをした後、裏ごしをする。
A玉子は、泡立てないように注意しながら、よく溶きます。
B薄口醤油と煮切り味醂で味を調えた出し汁に、@とAを入れて、静かにかき混ぜる。
C醤油洗いをした海老と鯛、しめじ、銀杏を器に入れ、その上からBを静かに注ぎ入れます。
DCを中火で15分ほど、蒸し器で蒸す。
E出し汁に、薄口醤油、味醂で味付けをし、ひと煮立ちした後、水溶き片栗粉を入れて、あんを作ります。
FDが蒸し上がりましたら、予め下茹でした紅葉形の人参を上に載せ、Eのあんを掛け、搾り生姜を加えて出来上がりです。



材料
2人前
豆腐(50g)
玉子(全卵)40g
出し汁(40cc)
海老(2尾) 鯛(2切れ)
しめじ、人参 少々
銀杏(4個)
醤油・味醂・片栗粉
搾り生姜


南禅寺豆腐


「牡蠣豆腐 大根卸しあんかけ」
@豆腐400gは、重しを載せて1時間くらい、しっかりと水切りをする。
A牡蠣は、湯通し後、ザルにあけ、@の豆腐と一緒にミンチをする。
Bすり鉢にAの「豆腐と牡蠣」、玉子2個(全卵)、味噌少々、片栗粉を振り入れ、よく練り合わせる。
C Bの「牡蠣豆腐」を、流し缶に入れ、強火で5分、弱火で30分、蒸す。
D Cを冷ましてから、適当な大きさに切り分け、片栗粉をまぶして油で揚げる。
E大根は卸した後、ザルにあけ、軽く水切りをする。
F鍋に入れた出し汁を火にかけ、薄口醤油と味醂で味を調え、Eの大根卸しを入れて、かき混ぜながら10分くらい中火で煮る。水溶き片栗粉を入れて、「大根卸しあん」を作る。
G Dの「牡蠣豆腐の厚揚げ」に、Fの「大根卸しあん」を掛け、上に生姜とネギの薬味を添えて出来上がり。


材料
4人前
牡 蠣 :200g
豆 腐 :400g
玉 子 :2個
出し汁、卸し大根、味噌、片栗粉、ネギ、生姜:適宜
         
牡蠣豆腐 大根卸しあんかけ



「子宝蒸し」
@金目鯛(7〜8cm四方位の切り身)は、横から包丁を滑らすようにしながら、赤い皮の付いた身と白い身を、切り離さないように気をつけながら開く。
A人参と椎茸は千切りにして、砂糖と醤油で味付けした出し汁で煮含めた後、笊にあけて煮汁を切っておく。
B鍋にサラダ油を引き、豆腐を潰しながら水気が無くなるまでよく炒り、Aの具を入れて混ぜ合わせ、全卵を1個割り入れてからは、完全に火が通らないように気をつけて、火を止めておく。
Cサランラップを湯のみ茶碗のような器く直径6〜7cm)の中に敷き、@の金目鯛を広げ、金目鯛でBを包み込むようにしながらサランラップで固く絞り、絞り口が広がらないように縛っておく。
DCを器ごと蒸し器に並べて、強火で20分位蒸す。
E薄口醤油と味醂で味を調えた出し汁を煮立て、水溶き片栗粉を入れて、あんを作る。
FCが蒸しあがったら取り出し、サランラップを外して、料理を煮物椀に移し、上からEのあんを掛け、刻み柚子をのせて出来上がり。


材料
4人前
金目鯛:切身(7〜8cm角)
豆 腐 :1/4丁
全 卵 :1個
人参、椎茸 :少々
砂糖・醤油・薄口醤油:少々
片栗粉・出し汁・刻み柚子:適宜
         
子宝蒸し



「豆腐の味噌漬けと海苔の佃煮を射込んだ豆腐茶巾揚げ
*豆腐の味噌漬け
@豆腐1丁を6等分に切り分け、軽く重石をして1日冷蔵庫にて水切りをする。
A白味噌と西京味噌を3:1の割合で合わせ、砂糖を少々加え、味噌床を作る。
B@の豆腐を焼酎で洗う。
C平らな保存器にAの味噌、ガーゼ、Bの豆腐、ガーゼ、Aの味噌という具合に豆腐をガーゼで挟むようにして味噌漬けにする。
DCの表面目が乾かないように保存器に蓋をし、そのまま冷蔵庫に入れて10日くらい漬け込むと、チーズのようにねっとりとした味わい深い豆腐の味噌漬けが出来上がります。

*海苔の佃煮を射込んだ豆腐茶巾揚げ
E豆腐は重石を乗せて、充分に水切りをして裏ごしをかけ、擂り鉢に移してよく練って口当たりを滑らかにします。
FEの豆腐を適量に小分けし、中心に海苔の佃煮を射込んで茶巾絞りを作ります。
GFの豆腐を油で揚げ、山葵を極少量、上に乗せて、出来上がり。


材料
4人前
豆 腐 :1丁
白味噌 :300g
西京白味噌 :100g
砂糖 :75g
焼酎 :適宜
ガーゼ・底が平らな保存器
         



「豆腐田楽」
*練り味噌
 同割りの「白味噌」と「砂糖」を湯煎で、飴色になるまでじっくりと練り、照りが出てきたら出来上がりです。
*木の芽味噌
 木の芽をさっと茹でた後、すり鉢で擂りつぶし、西京味噌を入れ、更に擂り合わせます。色付けには、ほうれん草で作った「青寄せ」を使うと良いでしょう。
*利休味噌
 擂り胡麻、練り味噌、西京味噌を、すり鉢に入れて、擂り合わせながら、練り味噌と西京味噌の甘さで、好みの味に調える。
@豆腐は、適当な大きさに切り分け、簾の上で水切りをしておきます。
A水切りをした豆腐に薄口醤油を一刷毛ぬり、サラダオイルを薄くひいたフライパンの上で両面を焼きます。その後、田楽串を刺し、練り味噌、木の芽味噌、利休味噌を、それぞれに載せて、上火式の焼き台で、美味しそうな焦げ目がつくまで焼く。味噌を載せた豆腐を焼いた後で、田楽串で刺しても良いでしょう。
B仕上げに、練り味噌の上に、粉山椒を軽く振り掛けても良いでしょう。

材料
豆 腐
白味噌、砂糖、西京味噌、擂り胡麻、田楽串
味噌類は、作り置きが可能なので、お好みの分量で。
         
「豆腐田楽」練り味噌 木の芽味噌 利休味噌



「海老と筍と豆腐の桜葉蒸し」
@塩漬け桜葉は、熱湯をくぐらせた後、塩梅を見ながら塩出しをする。
A豆腐を布巾で包み、重しを乗せて1時間ほど水切りをする。
B海老は、醤油で洗った後、包丁でたたいておく。
C筍は刻んだ後、薄口醤油、味醂で味を調えた出し汁で煮含める。
Dすり鉢に、生身を入れ、次にAを入れてねっとりするまで混ぜ合わせ、最後に山芋を入れて更に擂り合わせる。
EDの中に、BとCを入れ、ヘラでよく混ぜる。
FEを小判型に形を整え、油を引いたフライパンの上で、両面焦げ目を付け、@の桜葉で挟み、中火にした蒸し器で10分蒸す。
G蒸し上がったFを器に移し、薄口醤油と味醂、片栗粉でとろみをつけたあんかけを掛けて出来上がりです。


材料
1人前
塩漬け桜葉:1枚
豆 腐:60g
生身(白身魚すり身):5g
山芋(すり卸したもの):5g
海老:1本
筍:少々
薄口醤油、味醂:少々

         
海老と筍と豆腐の桜葉蒸し



「鮎の豆腐射込み焼き」
@鮎は、背開きにして中骨を取り、塩を入れた酒に5分程漬け置き、水気をよくふき取る。
A豆腐は、充分に水切りをしておく。
B山椒実の佃煮をすり鉢に入れてすり潰した後、Aの豆腐を入れ、練り味噌と田舎味噌で味を調えながら、よく混ぜ合わせる。
C@の鮎の背中から、Bの豆腐を詰めた後、尾と鰭に飾り塩をし、踊り串を刺してから、焼き台で美味しそうな焦げ目がつくように焼きあげる。

☆笹の葉や生姜などを添えて、出来上がりです。
☆竹を割ったものを器にしてはいかが。季節感があって、料理がよりいっそう美味しくいただけるでしょう。

材料
1人前
鮎 ・ 豆腐
練り味噌 ・田舎味噌
山椒実の佃煮 ・ あら塩

         
鮎の豆腐射込み焼き



「あじさい豆腐」
@トマトは、湯剥きして、種の部分を外し、5mmのさいの目に切る。
A帆立は湯通しした後、8mmのさいの目に切り、ワインビネガーで洗う。
B湘南レッドは、みじん切りに刻み、塩水に10分程漬けてから水切りをしおく。
C豆腐は1cmのさいの目に切り、薄口醤油で洗い、ザルに上げる。
D塩、薄口醤油で味を調えた少量のコンソメスープを冷まし、ゼライスを溶かした後、マヨネーズと豆乳を混ぜ合わせる。
E@、A、C、Dの各材料を混ぜ合わせ、直径8cm位の湯のみ茶碗のような器に流し込み、冷蔵庫にて冷やし固める。
FEを形を崩さないようにガラスの器にあけて、Bの湘南レッドを散らし、紫陽花に見立てます。

☆豆腐サラダのような食感を味わいたいので、やっと纏まっているくらいの固め方の方が良いでしょう。

材料
3人前
豆乳:500cc
マヨネーズ:50g
ゼライス:1/2袋
市販コンソメスープ少量
トマト(小):1個
帆立:1個
湘南レッド(紫玉葱):少々
豆腐:1/4丁
塩、薄口醤油、ワインビネガー:少々         
あじさい豆腐



「山芋と生ウニの博多よせ」
@山芋を細かく叩く。
A練りうには、つぶつぶが無くなるように練っておく。
B昆布出汁を温めながら、ゼライスを溶かす。
C@をボールに入れ、Bをかき混ぜながら注ぎ入れる。
DCの半量を流し缶に入れ平らに慣らし、Aを塗るように入れた後、Cの残りでAを挟むように入れる。
E冷蔵庫にてDを2時間くらい冷やし固める。
Fオクラは茹でてから縦半分に切り、種を取り包丁で叩くように切る。
GFを酢と薄口醤油で味を調え、ガラスの器に入れる。
HEを適量に切り、Gの上に置き、更に、生うにとワサビを乗せて完成です。


材料
3人前
山芋:100g
練りうに:20g
生うに:適宜
昆布出汁:30cc
ゼライス:3g
オクラ:6本
薄口醤油、酢、ワサビ:少々         
山芋と生ウニの博多よせ



「山芋の照焼き」
@海苔の全面にとろろを伸ばしながら乗せる。
 注)蒲鉾板のような木片の上で作業をすると簡単です。
A170度くらいに温めた天婦羅油の中に@を入れ、とろろが固まるまで揚げる。
BAをよく冷まし、包丁で斜めに細かく切り込みを入れる。
C焼き台の中で、Bを温めながら、刷毛でタレ(醤油と味醂)をぬりながら照り焼きにする。
D焼き上がったら、粉山椒で香りを付けて出来上がり。

材料
1個分
山芋とろろ:25g
海苔:4cm×9cm(1枚)
醤油、味醂、粉山椒:少々
         
山芋の照焼き


「月見蕎麦」
@茄子の皮を縦縞模様に3箇所ほど剥き、上下を落として中心をくり貫く。
A@の中心に片栗粉を塗っておく。
B海老1本は、皮むきして背わたを取り除き、包丁で叩いておく。
C海老に対して1割程度の玉葱を微塵切りにし、布巾で包み固く絞り、片栗粉をまぶした後、Bの海老と混ぜ合わす。
D醤油、味醂、出し汁で好みの味の蕎麦つゆを作る。
EAの茄子の中心にCの海老真丈を一方向から詰めて、それを油で素揚げし、Dの蕎麦つゆに浸す。
F鍋に酢をホンの少々入れた湯を弱火にかけ、玉子を静かに落として、むら雲玉子を作る。
G蕎麦つゆを入れた器に、茹で蕎麦、むら雲玉子、とろろ、3つに切ったEを盛り付け、ネギをあしらって出来上がりです。

 ☆調理済みの食材は、全て冷やしてから盛り付けて下さい。

材料
1個分
山芋とろろ:少々
蕎麦:少々
玉子:1個
茄子:1個
海老:1本
玉葱:少々
片栗粉、ネギ、醤油、味醂、出し汁:適宜
         
月見蕎麦



「揚げ薯蕷饅頭の菊花あん掛け」
@食用菊は、花芯の部分を残して花びらをむしり、酢を入れた熱湯の中で茹で上げてザルにあけ、流水にて晒し(ほど良い苦味と甘味が残る程度まで)、固く絞っておく。
A穴子は1センチ幅に切り、醤油と味醂と酒で煮ておく。
B皮むきした山芋を蒸し器で15分程蒸し、取り出したら冷めないうちに裏ごしをして、少し捏ねておきます。
Cサランラップ(22cm)を掌に広げ、Bの薯蕷生地(35g)をその上で伸ばし、Aの穴子(15g)を包み込むようにして饅頭型に整える。
DCを薄めに水溶きした天ぷら粉を付け、170度くらいの油で揚げる(薄衣で、焦げ目が付かないように気をつけて)。
E薄口醤油と味醂で味を調えた出し汁(出し汁6:薄口醤油1:味醂1の割合)を煮立てて、水溶き片栗粉でとろみをつけてから@の菊をほぐしながら混ぜ入れ、ひと煮立ちする。
FDの揚げ薯蕷饅頭を器に入れ、Eの菊花あんをかけて、上に卸し生姜を載せて出来上がり。

 ☆彩りに春菊の天ぷらなどを添えると良いでしょう。

材料
1個分
皮を剥いた山芋:35g
穴子:15g
食用菊:少々
出し汁、酢、薄口醤油、味醂、酒、片栗粉、卸し生姜、天ぷら粉:適宜
         
揚げ薯蕷饅頭の菊花あん掛け



「金目鯛の薯蕷蒸し」
@金目鯛と昆布は、同割りの酒と醤油に3分程、漬けて置く。
 ※金目鯛と昆布がひたひたに浸かるくらいの量で。
A銀杏と、紅葉型に抜いた人参は、それぞれに塩茹でしておく。
B流し缶の中板の上に@の昆布を敷き金目鯛を乗せ、8分程蒸し、その上にとろろを乗せて更に1分程蒸す。
 ※とろろは、まわりが固まって温まれば良く、蒸し過ぎると硬くなってしまうので、注意して下さい。
C出し汁を薄口醤油と味醂で味を調えた後、シメジを入れて一煮立ちし、水溶き片栗粉を入れてとろみをつけ、Aの銀杏と人参を入れて温める。
DBの昆布と金目鯛を塗り椀に移し、Cのあんかけを静かにかけ、山葵を乗せて出来上がり。
 ※昆布と金目鯛は、一文字ですくい上げるように塗り椀に移します。
 ※塗り椀を使用しなければ、蒸し鉢に昆布を敷いて金目を乗せ、そのまま蒸しても良いでしょう。

 

材料
1個分
とろろ:30g位
金目鯛:45g
昆布:5〜7p位 1枚
人参:少々   銀杏:3個
シメジ:少々
出し汁、醤油、薄口醤油、味醂、酒、山葵:適宜         
金目鯛の薯蕷蒸し



「豚角煮の麦とろ蒸し」
@豚バラ肉は5cm角くらいに切り、ひとつずつタコ糸で縛る。
A@を鍋に入れ、被るくらいの水とおからを加え、中火で2時間程度コトコトと、肉に竹串がスーッと通るくらいまで茹でる。
B煮上がったらタコ糸を外し、流水で豚肉に着いているおからを洗い流し、水気をふき取り、角面器に並べる。
C合わせた煮汁を肉が隠れるくらいに張り、ラップをかけ蒸し器に入れ、中火で1時間くらい蒸して味を含ませる。
D麦飯(押し麦)を炊き、とろろと混ぜ合わせる。
 ※麦飯ととろろの割合は、2:1くらいで。
EBの豚角煮を1個ずつ器に入れ、Dを上からかけて器ごと蒸し器に移し、とろろの表面が固まる程度に蒸す。
F鍋に出し汁を入れ、醤油、味醂で味を調えてから水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。
GEにFをかけて、からしを乗せて出来上がり。

 

材料
1個分
とろろ:適量
豚肉:1kg
おから:200g
麦飯:適量
出し汁、からし、片栗粉
<煮汁>
水:500cc、酒:180cc、
味醂:90cc、醤油:90cc、
砂糖:50g         
豚角煮の麦とろ蒸し



「山芋の揚げ煮」
@山芋は皮を剥き、3cm程の梅型に切る。
A@を180度の天ぷら油で外側が色づくまで、素揚げする。
B海老は、殻付きのまま爪楊枝を使って「つ」の字に形を整える。
CBを酒、水、塩を入れた鍋で茹でてから、殻を剥いておく。
D鍋に出し汁を入れ温め、薄口醤油と味醂で味を調えた後、Aを入れ3分程煮てから、水溶き片栗粉でとろみをつけ、あんを作る。(濃い目の味付けの方が美味しいです)
EDの梅型山芋とCの海老を器に盛り付け、Dのあんを上からかけ、刻み柚子を載せて出来上がり。

材料
4人前
山 芋 :適宜
海 老 :2本
塩・薄口醤油・味醂・酒・片栗粉・天ぷら油:適宜
〈薬味〉
 柚子:適宜
         
山芋の揚げ煮



「鰆の薯蕷焼き」
@鰆は、調味料(醤油3:酒3:味醂1の割合)に30分程漬け込む。
A卸した山芋に白味噌を入れ、すり鉢であたっておく。
B鰆を串で刺し、皮面から焼く。
C七分どおり火が通ったら裏返し、身を焼く。
D完全に焼きあがる一歩手前でAを乗せ、表面に少し焼き目がついたら出来上がり。

材料
卸した山芋:20g
鰆1切れ:50gくらい
醤油・味醂・酒・白味噌:適宜

         
「鰆の薯蕷焼き」



「鳥射込み桜葉蒸し」
@塩漬け桜葉は、茎の部分で味見をしながら、ほんの少し塩味が残るくらいまで、水に漬けておく。
A鍋に、醤油、酒、味噌、砂糖、おろし生姜を入れ、煮立てた所に鳥ひき肉を入れて味を調え、火から下ろす。
Bあら熱が取れたら、とろろ芋5グラムを入れ、混ぜ合わせておく。
C道明寺粉を硬めに戻す。
 ※耐熱ガラスのボールなどに、道明寺粉がひたひたになる程度の出し汁を入れ、電子レンジで20秒ほど加熱すると簡単です。
DCに残りのとろろ芋25グラムを加え、練り合わせる。
EDをラップの上で丸く伸ばす。
FBの味付け鳥ひき肉を団子にして、Eの中心に置き、俵型に包んだら、ラップを外しておく。
G@の桜葉でFを挟み、蒸し器で12分蒸す。
H菜の花を茹でる。
I鍋に出し汁を入れ薄口醤油と味醂で味を調え、水溶き片栗粉を加えて、とろみをつけておく。
J蒸しあがったGとHを器に盛り付け、Iのあんかけをかけて出来上がり。
材料
1人前
とろろ芋:30g
道明寺粉:20g
鳥ひき肉:10g
塩漬け桜葉:1枚
菜の花:2輪
醤油・薄口醤油・酒・味噌・砂糖・味醂・生姜・出し汁・片栗粉:適宜

         
「鳥射込み桜葉蒸し」



「山芋茶巾揚げ」
@オーブントースターの天板の上にクッキングペーパーを敷き、山芋(すり卸したもの)を10センチ角くらいまで伸ばし広げ、3分半くらい焼く。
A鯛は3切れに、帆立は半分に切っておく。
B三つ葉は、1センチ位に切っておく。
C@の上に、AとBを載せ、@の4角を、指で押しつけるようにして、つまみ合わせる。
DCとたらの芽を、水で薄溶きした天ぷら粉にくぐらせ、170度位の温度で揚げる。
E当たり鉢に抹茶を適量入れて擂った後、あら塩を入れて抹茶塩を作る。
F器にDを盛り付け、抹茶塩を添えて出来上がり。
材料
1人前
山芋(すり卸したもの):35g
鯛:10g
帆立:5g
三つ葉:少々
たらの芽:2本
天ぷら粉・天ぷら油・抹茶塩:適宜

         
山芋茶巾揚げ



「山芋ちまき蒸し」
@笹の葉と、い草は、それぞれ茹でて水に晒します。
A大和芋は、卸したものと、5ミリ角位に切ったものを用意し、ざっくりと混ぜ合わせ、白味噌で味を調える。
B鰆は薄切り、海老は腹開きでワタを取り、ホタテは5ミリ位の厚さに切り、それぞれを酒と薄口醤油(1:1)で洗っておく。
C@の笹の葉の水気をきり、軽く拭いてから広げ、半分より根元近くに、まず鰆を乗せ、その上にAの大和芋を40グラム乗せ、笹の葉を二つ折りにして包み込み、い草でぐるぐると巻き〆ていく。
DCの要領で、海老、ホタテも笹の葉とい草で巻き〆る。
E山芋ちまき3本を蒸し器で13分程、蒸して出来上がり。
材料
1人前
山和芋:卸したもの60g、5mm角に切ったもの60g
笹の葉:3枚
い草:3本
鰆:1切れ
海老:1本
ホタテ:1個
酒・薄口醤油・白味噌:少々

         
山芋ちまき蒸し



「すいとろ」
@鍋に、切れ目を入れた昆布と水を入れ、1時間ほど浸した後、沸かす。
A沸騰寸前で昆布を引き上げ、出し汁を作り、よく冷やす。
B山芋を卸して擂り鉢に入れ、Aの昆布出汁で、のばしながら塩と薄口醤油で味を調える。
Cオクラは塩で擦り、表面のケバを取り除き、茹でた後ザルにあけ、団扇で扇ぎながら冷ましてから、小口切りにする。
D海老の背ワタを取り除き、「つの字」に形を整える。
E鍋に、水、酒、塩を入れて沸騰させ、Dを茹でて冷まし、海老の殻をむいておくおく。
FBの「すいとろ」をガラスの器に入れ、CとEを浮かべて出来上がり。
材料
1人前
山芋:20g
オクラ:1/2本
海老:1本
昆布・塩・酒・薄口醤油:適宜

         
「すいとろ」〜海老とオクラを浮かべて〜




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